どんなことにお困りですか?

肘(ひじ)

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

症状

  • 肘の外側の出ているところの痛み
  • タオルを絞るときに痛い
  • 蛇口やドアノブをまわすのが痛い
  • テニスのバックハンドで痛い

なぜ痛くなる?

上腕骨の外側の出ているところ(外側上顆)には、手首や指を伸ばす筋肉や手首をひねるときに使う筋肉がついています。

この筋肉を使う運動を繰り返すと筋肉がついている部分で炎症が起こり、痛みが生じます。

当院の治療

  • 投薬によって患部の炎症を抑えます。
  • 注射によって患部の炎症を抑えます。
  • 装具療法により患部にかかる負担を減らします。
  • 運動療法、ストレッチにより筋肉を柔軟にします。
  • 拡散型圧力波治療器「ショックマスター」により細胞を活性化して、 組織の自己再生・治癒(回復)力を促進させます。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張をとります。
  • アイシング(10分程度氷水で冷やす)をよく使った後、痛みが強いときはしましょう。

野球肘

症状

  • 野球少年、10~16歳
  • ボールを投げるときに肘が痛くなる
  • 肘が腫れている
  • 肘に不安定感がある
  • 肘から手にかけてしびれがある
  • 肘の曲げ伸ばしでひっかかる

なぜ痛くなる?

投球動作で肘に負担がかかることによって起こります。

内側型、外側型、後方型の3種類に分けられます。

内側型: 内側側副靱帯が引っ張られることにより剥離骨折、靱帯損傷
外側型: 上腕骨小頭(外側)の離断性骨軟骨炎、関節内遊離体(ねずみ)
後方型: 骨棘形成

当院の治療

  • 原因検索のため、レントゲンMRIなどにより、患部の状態を精密に検査します。
  • 固定投薬によって患部の炎症を抑えます。
  • 運動療法ストレッチにより筋肉を柔軟に鍛え、投球により負担のかからない肘にします。
  • 投球フォームチェックにより肘に負担のかからない投球フォームの獲得を目指します。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張をとります。
  • 症状の軽減が見られない場合、痛みが続き、スポーツに支障をきたす場合は手術が必要となることがあります。

肘部管症候群

症状

  • 前腕から手指にかけてのしびれ、痛み
  • 小指側の感覚低下、筋力低下
  • 上肢、手のしびれ、痛み

なぜ痛くなる?

肘の内側の肘部管を通る尺骨神経が圧迫されて起こります。

変形性関節症による骨棘形成や、骨折後の肘の変形、肘部管内のガングリオン(良性のできものなどによる圧迫で起こります。

当院の治療

  • 原因検索のため、レントゲンMRIなどの検査をします。
  • 投薬によって患部の炎症を抑えます。
  • 注射により局所の炎症を抑えます。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張をとります。
  • 運動療法により関節の動きを広げ、筋肉を鍛えます。
  • 保存療法で症状の軽減が見られない場合は手術が必要となることがあります。

変形性肘関節症

症状

  • 肘の動作時痛
  • 肘の可動域制限
  • ひっかかり感

なぜ痛くなる?

肘関節の外傷(肘関節内骨折、脱臼など)、関節炎などによって生じます。

関節軟骨がすりへり、骨にとげができ、骨の変形が起こります。

当院の治療

  • 原因検索のため、レントゲンMRIなどの検査をします。
  • 安静投薬によって患部の炎症を抑えます。
  • 注射により局所の炎症を抑えます。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張をとります。
  • 運動療法により可動域訓練をします。
  • 保存療法で症状の軽減が見られない場合は手術が必要となることがあります。

肘頭滑液包炎

症状

  • 肘がゴルフボール大に腫れる
  • 水がたまる

なぜ痛くなる?

肘の後ろ(肘頭)にある肘の動きを助けるふくろ(滑液包)の炎症で、繰り返す刺激、外傷、感染、痛風などによって起こります。

当院の治療

  • 穿刺注射圧迫包帯:たまっている水を抜きます。
  • 投薬物理療法により炎症を抑えます。

上腕骨内側上顆炎

症状

  • 肘の内側の出ているところの痛み
  • タオルを絞る時に痛い
  • ロープを引っ張る時に痛い

なぜ痛くなる?

肘の内側の出ているところ(内側上顆)には、手首を曲げる筋肉や手首をひねる時に使う筋肉がついています。

この筋肉を使う運動を繰り返すと筋肉がついている部分で炎症が起こり、痛みが生じます。

当院の治療

  • 投薬によって患部の炎症を抑えます。
  • 注射によって患部の炎症を抑えます。
  • 装具療法により患部にかかる負担を減らします。
  • 運動療法、ストレッチにより筋肉を柔軟にします。
  • 拡散型圧力波治療器「ショックマスター」により細胞を活性化して、組織の自己再生・治癒(回復)力を促進させます。
  • 物理療法により筋肉の炎症を抑え、緊張をとります。
  • アイシング(10分程度氷水で冷やす)をよく使った後、痛みが強いときはしましょう。