診療案内

皮膚科

乾癬

乾癬の症状

乾癬(かんせん)とは、皮膚が赤く腫れ、その上に乾燥した白い垢が付着し、ぽろぽろと剥がれ落ちる炎症性角化症です。 頭部、肘、膝、腰部などこすれ易いところに好発します。

乾癬は周りの人にうつることはありません。乾癬の皮疹はウイルスや細菌によって起こるものではないからです。 また、家族で体質が似て発症することはありますが、遺伝することはないといわれています。

乾癬の病型
  1. 尋常性乾癬:約9割がこのタイプで、円形・楕円形の紅色皮疹がみられます。
  2. 乾癬性紅皮症:尋常性乾癬が汎発化し、身体全体が赤くなります。
  3. 関節症性乾癬:手足の指・背骨の関節炎症状を伴います。
  4. 滴状乾癬:発熱した後などに、小さい発疹が出ます。
  5. 膿疱性乾癬:発熱など全身症状を伴い、多数の膿疱を呈します。

乾癬の検査

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 関節炎のある方はレントゲン検査