岩橋クリニックの診療案内

皮膚科

ビオチン

ビオチンとは

ビオチンとはビタミンB群に属するビタミンで、腸内細菌によって作られ腸から吸収されて体の中で「糖」「脂質」「アミノ酸」の代謝や免疫の働きに重要な役割を果たしています。 ビオチンが欠乏すると糖、脂質、アミノ酸代謝が障害され、免疫機能にも異常が起こってきます。

免疫異常により多く作られたIgAが手掌や足底の表皮の分厚い皮膚細胞に沈着した場合が「掌蹠膿疱症」で、骨膜や関節にまでも沈着した場合が「掌蹠膿疱症性骨関節炎」です。

また、IgAが普通の皮膚細胞に沈着した場合「尋常性乾癬」になると考えられます。「アトピー性皮膚炎」の患者はビオチンの欠乏によって表皮バリアの脂肪成分に異常が起こって水分が逃げやすくなっています。 ビオチン治療を続けることで免疫機能が正常化し、膿疱症や乾癬、アトピー性皮膚炎が良くなるのです。

また、ビオチンは本来体の中にあるビタミンなので副作用は認められません。 ただし、ビオチンを飲んだからといってすぐに治るわけではありません。よくなったり悪くなったりを繰り返します。自己判断ですぐにやめたりせず我慢強く治療しましょう。

ビオチンはD型1種しかありません。 誤った情報に惑わされないようにしてください。

 


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